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平成26年度 総会・全国支部交歓会を開催
***東日本大震災の復興が進む東北・宮城県に元気を届けました***

今年の総会・全国支部交歓会は、7月5日(土)、宮城県松島で開催されました。東北地方では初の開催となります。あの東日本大震災から3年が経過し、今もなお復興途上の地に元気を届けようと当日は遠路・南九州宮崎県を含む全国各地から総勢334名の校友・来賓などが参集しました。

会場となるホテル松島大観荘は小高い丘に立地していることから、まずは松島が一望できる温泉に入り、歓声がでるほどの絶景を見ながら長旅の疲れを癒しました。通常総会の後には講演会を開催。東北支部会員4人からご自身が携わった復興活動についてプロジェクターを用いた報告があり、工大C49年卒・同C院51年修了の今西肇・東北工業大学工学部教授から「復興大学という新たな復興支援の取り組み」をテーマに講演をいただきました。復興支援コーディネータとして被災約400社を訪問し、得た情報の分析結果を紹介され、「被災した沿岸部と内陸部における課題の違いなど具体的な問題点が浮き彫りになったことから、今後は大学の理念やビジョンがいかに地域貢献に結びつくかを考えていく必要がある」と熱く語られました。

交歓会は会場を移して実施。開会に先立ち、1月に逝去された坂口前理事長と東日本大震災により亡くなられた方々の御霊に対して黙祷を捧げました。村田事業部長の開会宣言に続いて内山会長が檀上に上がり、「今回は女性参加者も増え、被災地・東北を元気づけたい」と力強く挨拶。久禮理事長からは、東北開催の意義や梅田の新キャンパス建設、5月の常翔歴史館開設、学園内7つの学校で無事新入学生を迎えたことなど母校の近況報告がありました。東北支部・中出支部長の歓迎の挨拶に続き、山崎相談役による「人と人とのつながりによる校友会、復興を祈願して声高らかに乾杯!」の発声が響き渡り開宴。1年ぶりの再会を喜びあう姿があちらこちらで見受けられました。宴の途中で地元団体による「すずめ踊り」が披露されました。この踊りは仙台城落成の際、大阪泉州・堺の石工職人たちが祝いの席で伊達政宗の前で踊ったことが由来です。被災地支援には持って来いの元気な踊りに参加者も舞台や各テーブルで思い思いの舞いで参加していました。

終盤、青年部による恒例の支部紹介のあと、来年は神戸で開催されることが発表され、幹事の兵庫県8支部を代表し、六甲支部・村上支部長に内山会長より「伝統の熊手」が手渡されました。さらにサプライズゲストとして歌手の高橋樺子さんが登場。東日本大震災復興支援ソング「がんばれ援歌」と「さぁ、手を振ろう」を歌唱され、続いて会場が一体となり再度全員で大合唱。最高潮の盛り上がりをみせました。最後は北條副会長が挨拶され、無事に閉会となりました。

翌日には日本三景「松島」の遊覧船巡りや被災地南三陸町視察などを盛り込んだバスツアーを催行し、被災経験者の語り部による案内に改めて心を打たれ、一日も早い復興を願いながら仙台をあとにしました。

文責 広報渉外副部長 真辺 敬

ギャラリー(総会・講演会など)

ギャラリー(総会・講演会など)

ギャラリー(総会・講演会など)

全国支部交歓会のあしあと

年度 開催地 参加人数
2024年 ホテルニューオータニ東京 335
2023年 ホテルニューオータニ博多 298
2022年 ホテルニューオータニ大阪 528
2019年 ANAクラウンプラザホテル金沢 360
2018年 札幌グランドホテル 257
2017年 リーガロイヤルホテル 678
2016年 高知・三翠園 432
2015年 ホテルオークラ神戸 653
2014年 ホテル松島大観荘 328
2013年 岡山国際ホテル 451
2012年 大阪リーガロイヤルホテル 649
2010年 鳥羽シーサイドホテル 420
2009年 ハウステンボス 383
2008年 玉造温泉 380
2007年 ホテルニューオータニ大阪 740
2006年 リーガロイヤルホテル京都 519
2005年 道後温泉 343
2004年 宇奈月温泉 315
2003年 熱海温泉 289
2002年 大宮総合体育館 464
2001年 奈良 461
2000年 安芸宮島 426
1999年 指宿温泉 472
1998年 洲本温泉 366
1997年 大宮総合体育館 523
1996年 白浜温泉 343
1995年 山代温泉 338
1994年 三谷温泉 279
1993年 神戸 469
1992年 大宮総合体育館 601
1991年 別府温泉 430
1990年 宝塚温泉 505

※参加人数には、校友のお連れ様も含まれます。