2025年度 運営方針
会員相互の交流・親睦を深め、活力ある校友会を積極的に推進する
会員の高齢化が叫ばれて久しい中、支部規則に連動した抜本的な会則改正を提案し、理事会での議論に委ねます。
2024年度に東京で開催された全国支部交歓会は、職域支部のご協力や幹事・関東支部のご尽力による約100名の会員動員により、来賓含め約340名の出席をいただき、校友サックス奏者の坂田明奈さんの迫力満点の演奏もあり大盛会裡に終えました。2025年度は名古屋での開催が決まっています。
事業部主催の「ゴルフコンペ」や「スポーツコミュニティ」、青年部の行事申込システムによる「異業種交流会」の開催、広報渉外部によるリニューアルされた校友会ホームページの活用、組織部による休眠支部活性化を図っていきます。
学校法人常翔学園の発展を願い、支援できる校友会活動を継続する
学校法人常翔学園(以下、「学園」という)は2037年を目標とした「J-Vision37」を発表され、選ばれる学園を目指して認知度を高めるための広報活動を重点的に取り組まれています。
特に学生・生徒への還元のため「J-Vision37募金」を掲げられ、校友会への支援の要請を受けています。母校の発展無くして校友会の活性化はありません。多くの校友のご協力をお願いします。
学園理事長も強調しておられる学園内連携について、各学校別校友会間の強い連携も必要となります。そこで、学園内に存在する7つの学校別校友会(※1)会長により構成される「常翔学園内校友会長協議会」は、その重要な役割を担うことになります。学園内全ての校友会の自主・自立を尊重しつつ、学園が今後も益々発展できるよう、校友会間の連携と交流を強く推進していきます。
青年および女性会員の行事参加者増強に向けた青年部事業を支援する
大学や高校を卒業した後、できるだけ早い時期に校友会青年部の活動を体験し、その経験を青年部活動に生かし、青年部運営を進められるメンバーとなっていただくことが重要かつ課題です。その流れを作るために青年部の活動実態を検証し、参加者増強への青年部事業を最大限支援します。
今後も活躍する女性校友を会報誌で紹介するとともに、女性校友の提案や意見を取り入れ、参加しやすい事業を検討し、その土壌作りを行っていきます。
校友会の更なる発展のため、きめ細かな支部活性化支援に注力する
支部の活性化は校友会の存続を決定づける重要課題です。日本全国に張り巡らされた地域支部や職域支部の存在は、学園校友会の大きな特徴です。
新しい人材を呼び込むため、青年部異業種交流会、学校別校友会、職域支部、地域支部間の連携、城北倶楽部、学園OB交流会等との情報交換を推進してまいります。
長期間活動停滞の支部および支部のない地域への対応は、新たな援助についての検討を視野に入れた取り組みが必要です。一方、分離・統合を希望する支部があればその対応方法について支部間の活性化を基本にスケジュール化して取り組みます。
地域支部の青年部会は一定の設置実績がありますが、今後も更なる拡大に向け働きかけます。女性部会については設立に支障となる課題を整理し、設置が進むよう、設立準備金や活動援助金の活用について校友会青年部の活動内容と連動しながら、検討を進めていきます。
地域イベントへの参画は、「地域貢献」「学園および校友会のPR活動」「支部活動の活性化」にも繋がるもので、物価高による参加費高騰に対応し、援助金の拡大を行います。新たな展開として企画する支部事業や要望があれば、支援の方法などについて運営会議で真摯に検討をいたします。
支部総会等への来賓要請については、今後共積極的に出席し、支部と本部役員との友好関係を構築してまいります。
このような各種支援を拡充するためにも、自主財源の確保の観点から賛助金制度はとても重要です。ご協力をお願いします。その上で支部活動の強化・活性化を図り、校友会の更なる発展を目指します。
【用語説明】
(※1)7つの学校別校友会:常翔学園設置校(前身校を含む)ごとの校友会をいう。
現在、以下の4つの校友会で常翔学園校友会を組織している。
①大阪工業大学校友会、②常翔学園中学校・高等学校校友会、③短大大宮会、④高専会、
以下は「常翔学園校友会」に所属しない3つの校友会
⑤摂南大学校友会、⑥広島国際大学校友会 ⑦啓聖会(常翔啓光学園校友会)
上記名称の内、太字の校友会は卒業学校が現存することを表している。