私たちの支部自慢

奥村城北会支部

vol.454(発行日:2025年8月5日)

北海道から鹿児島県まで全国に76ある常翔学園校友会地域・職域支部を順に紹介していくこちらのコーナー。
今回は大阪を拠点とする大手ゼネコン・奥村組の職域支部・奥村城北会です。
2007年3月に設立、今年18年目の比較的新しい支部で、会員数は164名(2025年4月現在)。
社内でも校友の割合が高く、その存在意義はますます重要な役割を担っているという職域支部では、組織の若返りを画策中。
そんな奥村城北会の紹介を佐々木支部長に、お仕事のお話をお二人の若い社員さんに伺いました。

支部長
株式会社奥村組 関西支店
土木営業統括部長

佐々木 剛

さん

(摂大・土木工学科 1992年卒)

歴史が浅い分試行錯誤しながら、社内で校友の絆を育てていく

奥村城北会は設立から18年目とまだまだ歴史が浅く、活動の幅を広げることを目指しています。4月には新入社員歓迎会、秋には総会を開催していますが、コロナで一旦休止になり今年になってようやく再開できました。歓迎会は、大工大の梅田キャンパスで開催し、昨年度と今年度の新入社員を含め34人が参加しました。コロナ禍を乗り越え、久々に支部活動ができました。

奥村組は東日本と西日本の2支社体制であり、両支社における建築部門のTOPは二人とも大工大出身です。建設会社はどこも若手の離職問題を抱えていますので、奥村城北会が奥村組の若手をサポートできればと思っています。仕事に悩んだり苦しんだりしている時、直属の上司や部下には話せなくても、校友の仲間に話したり相談できる、ということがどれほど心強いことか、私も身をもって実感しています。

校友の絆をもっと見える形に。
若い人の声を取り入れていきたい

奥村城北会が大切にしているのは、やはり母校とのご縁や繋がりです。校友会が主催している行事や大学の合同企業説明会にも参加し、卒業生の採用にも積極的です。建築部門の社員は長年、大工大の非常勤講師を務めており、その教え子が入社してくれた実績もあります。奥村組が摂南大の社会学部の校舎建設を受注した時には、社内の常翔学園出身者を集めて現場チームを組みました。母校の工事ということもあってみんな力を入れていましたし、校友としての結束も強くなりましたね。これからもそうしたご縁を大切にしつつ、奥村城北会という組織そのものの若返りを目指し、若手のやりたいことが実践できる、若手の声が通る支部にしていきたいと思います。

(左より)橋本さん、佐々木支部長、唐津さん

西日本支社 建築原価部 積算3課

唐津 はるか

さん

(工大・空間デザイン学科 2011年卒)

私は建築原価部に所属しており、設計事務所が作った図面を読み解いて、工事原価を積算する仕事をしています。妊娠を機に部署を変わりましたが、それまでは建築現場で施工管理業務に従事していました。工大の空間デザイン学科では、建築とインテリア、プロダクト・ビジュアルデザインを中心に学んでいましたが、就活の際に担当教授に『ゼネコンに向いている』と勧めらてゼネコンを志望しました。私が入社した頃は建設現場で働く女性はまだまだ少なく、トイレなどの労働環境に困ることもありましたが、今では女性も働きやすい環境が整えられ快適です。現場で階段をひたすら上り下りすることは男女ともに変わりませんが(笑)。奥村組は妊娠や出産を経ても職場復帰できるサポート体制が整っていると思います。後輩の女性社員も増えましたし、通常業務はもちろん、女性がライフプランに合わせて働ける職場づくりにも貢献していきたいと思います。

西日本支社 JGAパビリオン工事所 主任

橋本 将也

さん

(工大・建築学科 2015年卒)

就職説明会でビルなどの大きなものを造るゼネコンの話を聞き、面白そうだと感じたことから、この業界を志望しました。いわゆる3K(きつい・汚い・危険)のイメージがあり、ハードな仕事であることを覚悟していましたが、実際は残業や重労働も少なく働きやすい環境です。2023年から大阪・関西万博に向けての工事が始まり、奥村組は日本ガス協会の「ガスパビリオン」とNTTの「NTTパビリオン」を受注し、私はガスパビリオンの工事を担当しました。ガスパビリオンは鉄骨リース材を用いた骨組みをシルバーの膜で覆う設計の建物でした。施工にあたっては、万博会場独自のルールに大変苦労しましたが、万博の工事に携わることができて非常に光栄でした。

10月の閉幕後には解体作業が控えています。現在は、リユース素材を生かして極力廃棄物を減らすことができるよう、解体計画を検討しています。解体工事では、所長という立場を任されるので、しっかりやり切りたいと思います。将来は超高層ビルの建築などの大型案件にもっと携われるよう頑張ります。

【本社所在地】

大阪市阿倍野区松崎町2-2-2

【社員数】

2,419名(2025年3月末現在)

大阪に本社を置く総合建設会社。1907年(明治40年)の創業以来、「堅実経営」と「誠実施工」を信条に、事業を通じて社会に貢献することを使命として、土木・建築両事業に投資開発事業等を加えた総合インフラストラクチャー企業として、建設会社の枠を超え、人々の快適で安全・安心な暮らしと美しい自然を両立させた持続可能な社会の実現を目指す。